吸音と遮音、防音とは

Data

吸音と遮音・防音とは

吸音材と遮音材は混同されがちですが、その役割は大きく異なります。

一般的に、吸音材は聴取性を向上させるために用いられ、遮音材は音を透過させにくくし、漏音や外部騒音の侵入を抑えるために用いられます。

そして、この両者を目的に応じて効率よく組み合わせ、内部音環境と外部音環境をコントロールすることを、広い意味で「防音」と捉えることができます。

わかりやすく言えば、吸音材は音の反射を抑え、会議室やオフィスでの響きや騒がしさといった内部環境を整え、聴取性(聞き取りやすさ)の向上に役立ちます。

一方、遮音材は音漏れや外部騒音の侵入を抑えるためのものです。

つまり、室内の音の質を整えたい場合は吸音材、音を遮りたい場合は遮音材を使うことが基本になります。

実際には両方を組み合わせるケースも多く、重要なのは「何を改善したいのか」を明確にすることです。

近年は機能だけでなく空間デザインとの調和も重視され、私たちはこれを単なる吸音設計ではなく、独自の思想として 『SOUND DESIGN』、そして 『音環境設計』 と捉えています。

これは音をコントロールするだけでなく、空間価値や居心地まで設計するという考え方であり、従来の吸音設計とは異なるアプローチです。用途に応じた適切な選択が、快適で質の高い空間づくりにつながります。

私たちは、この考え方に共感し、ともに音環境設計に取り組むパートナーシップを大切にしています。現在、この思想を共有し、ともに音環境設計市場を拓く販売パートナー/代理店を募集しています。