SDGs

環境に配慮した製品開発。

サーキュラーエコノミーの確立を目指して取り組んでいます。

バトンがつなぐ、
サーキュラーエコノミーへの未来

わたしたちは独自リサイクルシステムの構築により、サーキュラーエコノミーの実現を目指しています。資源を循環させることで新たな材料の投入量を抑え、出来る限り廃棄物を生み出さない「循環型システム」の確立に向け、メーカー・材料メーカー・リサイクル業者が三位一体となって取り組んでいます。また、消費者も協力しやすい仕組みづくりを進め、当社製品に関わる全ての人たちとのパートナーシップによって真に環境に優しいものづくりを追求していきます。

メーカー、材料メーカー、リサイクル業者の資源循環の図

サーキュラーエコノミー実現のため、カセットウォール&シーリング® は開発段階から資源循環を前提に設計しています。材料は全てポリエステル製の不織布に統一し、そのうち52%は再生原料(再生ペレット)を使用しています。これらはリサイクル事業を成立させるとともに、需給のバランスを整え、さらなる循環型社会を目指すための第一歩と考えています。

再生材使用率の図

つくる側とつかう側の双方が環境のために取り組めるよう、永くご使用いただける製品設計を行う他、製造の際にどうしても出てしまう端切れを、アップサイクル製品として保育園などに寄付する取り組みを行っています。 処分する際は製品をメーカーに戻していただくことで資源を循環させ、何度でもカセットウォール&シーリング®に生まれ変わります。

メーカーと消費者のリサイクルの図

製品を永く
使用していただくために

成型方法や加熱処理の工夫によって、製品の洗浄を可能にしました。汚れても洗って繰り返し使えるため、より永く製品をご愛用いただけます。また、パーツの部分的な交換も可能なカセット着脱式の採用により、パネル・ベース・カバーの取り外しが容易で、設置する壁面を変更したい場合や引っ越しの際にも、移設して引き続き使用することができます。

洗って繰り返し使える

産学連携の活動

産学連携写真
教育への貢献と端材活用の取り組み

製造過程で発生する端材を再利用したアップサイクル製品を、教育施設や福祉団体などに寄付する活動を行っています。2023年春に、金光学園高等学校の学生と共同で製作した吸音材を保育園へ寄付するとともに、設置作業を行いました。産学連携によるこれらの取り組みを高校生の学びの場とすることで、教育への貢献も目指しています。

産学連携写真
各々の強みを活かして

産学連携の一環として、岡山県立大学のデザイン学部生に吸音材カセットウォール&シーリング®のカバーデザインを考案していただきました。訪問実習では実際に一から製品の試作を行ってもらい、学生の柔軟な発想に刺激を受けるとともに、双方にとって価値ある取り組みとなりました。産学連携を足掛かりに、SDGs達成を目指すパートナーシップの輪を広げていきたいと考えています。

BATON for 100

「今の豊かな暮らしを100%未来へつなげる」というコンセプトのもと、タケシンパッケージ(株)が取り組むSDGs達成に向けたプロジェクトの総称です。(ロゴマークには「次世代につなぐ」という意味を込めたリレーのバトンの形を採用し、メビウスの輪をイメージしたデザインには豊かな資源が「永遠につづくように」との願いを込めました。)

BATON for 100