サーキュラーエコノミー実現に向けて
リサイクルペレット(再生原料)の
需要と供給のバランスを改善する。
ポリエステル原料のリサイクル事業に関しては、現在のところ透明ペットボトルや白繊維のリサイクルが中心になっており、有色材のリサイクルはあまり行われていません。その理由として挙げられるのが有色のため色目の安定感がなく、リサイクル事業がビジネスとして成り立たないことです。私たちはそれらの課題を解決するため、リサイクルに必要なコストを可能な限り圧縮するため、製品材料にはポリエステルのみ使用するよう製品開発をしています。また、需要を増加させるため自ら再生ペレットの積極活用を推進し、リサイクル事業者をはじめ材料メーカーともパートナーシップを提携し三位一体となってサーキュラーエコノミー実現に向け取り組んでいます。またリサイクル技術の革新が進むことを期待し、より永く製品を愛用していただくための施策を製品企画に盛り込み、世界の壁を変えるというスローガンのもと製品開発に取り組んでいきます。
こんな活動をしています。
当社は具体的な取り組みとして製品のライフタイム向上のため、洗浄可能にすることや、端材を利用して製作した吸音材(アップサイクル)を保育施設や福祉施設に寄付する活動などをおこなっています。また、十分に使用した後はゴミとして捨てるのではなく、当社にお任せいただき再資源化することで、循環型の経済を成り立たせる仕組みを構築したいと考えています。皆さまのご協力をいただきながら、このような独自リサイクル方式の確立に向けて積極的に取り組んでいます。