SDGs

環境に配慮した製品開発。

サーキュラーエコノミーの確立を目指して取り組んでいます。

サーキュラーエコノミー実現に向けて

リサイクルペレット(再生原料)の
需要と供給のバランスを改善する。

ポリエステル原料のリサイクル事業に関しては、現在のところ透明ペットボトルや白繊維のリサイクルが中心になっており、有色材のリサイクルはあまり行われていません。その理由として挙げられるのが有色のため色目の安定感がなく、リサイクル事業がビジネスとして成り立たないことです。私たちはそれらの課題を解決するため、リサイクルに必要なコストを可能な限り圧縮するため、製品材料にはポリエステルのみ使用するよう製品開発をしています。また、需要を増加させるため自ら再生ペレットの積極活用を推進し、リサイクル事業者をはじめ材料メーカーともパートナーシップを提携し三位一体となってサーキュラーエコノミー実現に向け取り組んでいます。またリサイクル技術の革新が進むことを期待し、より永く製品を愛用していただくための施策を製品企画に盛り込み、世界の壁を変えるというスローガンのもと製品開発に取り組んでいきます。

サーキュラーエコノミー 流れ

こんな活動をしています。

当社は具体的な取り組みとして製品のライフタイム向上のため、洗浄可能にすることや、端材を利用して製作した吸音材(アップサイクル)を保育施設や福祉施設に寄付する活動などをおこなっています。また、十分に使用した後はゴミとして捨てるのではなく、当社にお任せいただき再資源化することで、循環型の経済を成り立たせる仕組みを構築したいと考えています。皆さまのご協力をいただきながら、このような独自リサイクル方式の確立に向けて積極的に取り組んでいます。

素材はすべてポリエステル製不織布

ポリエステル製不織布

パネル・ベース:ポリエステル製不織布
カバー:ポリエステル製不織布+ポリエステル製フェルト
黒色を除くすべてのカラー不織布は、ニードルパンチ製法で仕上げた不織布にポリエステル製のフェルトをボンディング(ニードルパンチ)して仕上げています。すべてポリエステル製のため一括してリサイクルすることが可能です。

製品を永く
使用していただくために

製品の流れ

製品の成型方法や加熱処理の工夫によって、製品の洗浄を可能にしました。汚れても洗って繰り返し使えるため、より永く製品をご愛用いただけます。また、パーツの部分的な交換も可能なカセット着脱式の採用により、パネル・ベース・カバーの取り外しが容易で、設置する壁面を変更したい場合や引っ越しの際に取り外し、移設することが容易です。

産学連携の活動

製品の製造過程で発生する端材を再利用したアップサイクル製品を、教育施設や福祉団体などに寄付をするという活動をしています。2023年春に、金光学園高等学校(浅口市)の学生と共同で製作した吸音材を中山保育園(倉敷市)へ寄付するとともに、設置作業を行いました。

BATON for 100

「今の豊かな暮らしを100%未来へつなげる」というコンセプトのもと、タケシンパッケージ(株)が取り組むSDGs達成に向けたプロジェクトの総称です。ロゴマークには「次世代につなぐ」という意味を込めたリレーのバトンの形を採用し、メビウスの輪をイメージしたデザインには豊かな資源が「永遠につづくように」との願いを込めました。